適度な運動で風邪予防！

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皆さん、こんにちは！

ファーストクラストレーナーズの池田です。

つい２週間ほど前までは半袖を着て過ごしていましたが、一気に気温が下がり季節が進みましたね。

季節外れのインフルエンザも流行っています。

大阪府ではインフルエンザが注意報レベル（10月26日発表）ということですし、アデノウィルスや胃腸炎も流行っています。

子供の場合、免疫を獲得するために必要な場合もあるかもしれませんが、大人になって39度を越えるような発熱は体力の消耗が著しいので、なるべくならかかりたくないものです。。

 

そんなインフルエンザ、そもそも「いつから存在するのか」ご存じですか？

様々な説がありますが、ヒトインフルエンザウィルス自体は紀元前から存在していたようで、ヒポクラテスが残した文書にその存在が記載されています。

そして16世紀頃から「インフルエンザ」という言葉が使われ始め、その語源は「星の影響」だそうです。

日本国内においても、平安時代にはインフルエンザのような症状の病気が流行ったという記録があるようです。

 

20世紀以降に、世界中で大流行した病気がいくつかあります。

●スペイン風邪

1918年にアメリカで発生し、米兵がヨーロッパへ持ち込んだといわれています。

その中でスペイン王室の人々が多数罹患したことから「スペイン風邪」と呼ばれるようになりました。

世界中で5億人もの人が感染し、日本国内においては38万人、世界中で5,000万人以上が死亡したとされています。

今では「A型インフルエンザウィルス」がその原因だったとされていますが、当時は確立された治療法もなく多くの方が亡くなることとなりました。

 

 ●アジア風邪

1956年に中国で発生し、香港・シンガポール・日本などを中心にアジア圏で広がりをみせました。

日本国内では6,000人程度が、世界中で400万人程度の方が亡くなったとされています。

 

●2009年新型インフルエンザ

2009年にメキシコで発生し、わずか9週間で世界中の214の国・地域にに広がりました。

世界中で18,000人程度が亡くなったとされています。

 

これらの、いわゆる「パンデミック」と言われる世界的な規模で病気が流行することは、ヒトの歴史の中で繰り返されています。

最近では、新型コロナウィルス。そして、上記のようなインフルエンザ。さらに遡れば、ペスト・結核・天然痘などが挙げられます。

 

現在の日本のような公衆衛生や医療体制が整備されている国でも、パンデミックは発生します。

また、パンデミックまでいかずとも、家族や職場など同じ空間で過ごす方がウィルスをもっていれば、それが移り罹患してしまうこともあります。

実際に、家族の誰かがインフルエンザウィルスをもっていれば、ほぼもれなく家族は順番にインフルエンザにかかりますよね・・・。

そのため、予防接種も含めて個人の免疫を適度に高めておくことが何よりの予防になるはずです！

 

●インフルエンザの予防について

厚生労働省のHPにインフルエンザの予防法が掲載されています。

①流行前のワクチン接種

②外出後の手洗い等

③適度な湿度の保持

④十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

⑤人込みや繁華街への外出を避ける

⑥室内ではこまめに換気する

※厚生労働省HPより

 

この数年、新型コロナウィルス対策として行ってきたことばかりですね。

 

 

この中でも、④については意識的に行わなければ、多くの方にとって意外と難しいのではないでしょうか。

より良い休養（睡眠）をとるためには、適度に身体を動かすことが必要です！

ヒトの身体を外的から守るための免疫システムは、非常にストレスに弱いという特徴があります。

そして、運動もストレスの一部です。

つまり、激しい運動は免疫を低下させ、適度な運動は免疫を適度に保つのです。

グラフのカーブは「Jカーブ」と呼ばれ、運動は少なすぎても多すぎても良くないということを示しています。

 

ファーストクラストレーナーズでは、様々なエクササイズをお客様の体力やニーズに合わせてご提案させていただきます。